出国!!!出国できます!!!
在ホーチミン日本国総領事館から「国際的な人の往来再開に向けた段階的措置」が発表されました。ITMの実習生及び社員には朗報です。これは、在ホーチミン日本国総領事館からのビザ申請に対する公式発表で、対象者には実習生も含まれます。 これにより、従来のような教育活動や業務サポートへの扉が再開され、期待が大いに高まったため、誰もが意気揚々として、与えられた任務や目標に向かって進んでいます。
ベトナム政府が国際空港の輸送を一時停止した日から約6か月が経過しまましたが、この度ITM HCMCの実習生は正式に出国が認められました。2020年9月22日の夜、ITM HCMCの実習生は数か月の待機後、やっと出国ができました。 実習生は基本的なマナーとよく洗練された知識を兼ね備えて、自信を持って、旅立ちました。コロナ禍後、初めて出国したこれらの実習生は、困難を乗り越え、プロフェッショナルな職場環境で研修し、働くことができるようになりました。ITM HCMCに残された他の実習生も、コースを修了し、桜の国へ行けるように努力し、準備しているところです。
出国前の手続きをする
2020年9月と10月に出国する実習生の数は約130名です。実習生から教師まで、更に会社の全スタッフまでが、興奮していますが、正直なところ不安と心配もあります。コロナ禍の拡大も鈍化しつつありますが、決して油断できない状態です。そのような中で私どもは目標を止めずに、目標に向かって前進しています。今は8年前にITM HCMを立ち上げて、初めての実習生を見送った時と同じような万感の思いです。
タンソンニャット空港で出国する実習生(図1)
タンソンニャット空港で出国する実習生(図2)
タンソンニャット空港で出国する実習生(図3)
現在の出国は、書類の準備、PCR検査、荷物の許容量など、今まで以上のより慎重なチェックがあります。実習生は全員、担当者から丁寧にそれらの指導・案内を受けています。
ITM HCMCの担当者が実習生に出国手続きについて丁寧に指導した
ITM HCMCは、出国する実習生の指導と並行して、お客様に対しても人材を提供するサポートを強力にしております。 2020年9月に、ITM HCMCは、溶接・電子部品の組み立て・木工・ロジスティクスなどの業界で8回の面接を実施して、26名を選び出しました。 経済状況が好転すると、企業は高い生産性を維持するために労働力を必要とします。ITM HCMCは、今までの実績と経験から、お客様に高品質な人材を提供する自信を持っています。
古代ギリシャのアリストテレスは、「第一歩をうまく踏み出せば、半分終わったようなもの」と、何事も始めが大切であると説いています。最初の出国がうまくいけば、これからもどんどん順調に後に続けることができます。ITM HCMCの全スタッフと実習生が、次の日本への出国のために努力しています。 これらの実習生は、生活環境や学習環境を変えるだけでなく、人と人との関係を共に積み重ねながら、目的を持ってコミュニティを築きます。 日本に向けて出国するSAMURAI-ITM HCMCの実習生が成功し、実りある実習期間を完了することを願っています。